世界樹を護り続けてきた街、ゴルディアータ。

“大戦”を凌いだこの場所にも、ついに破滅の時が迫っていたッ!

世界を狂わせる闇の気が満ち、街は荒廃していく……!

生き残った人々は、ひっそりと、その闇から逃れるために地下で生活を続けていた。



この物語は、世界樹に住まう封印の巫女キャサリンの鳴らした警鐘、

“ガルガンチュアの鐘”の音に導かれた者達の物語であるッ。


廃墟の公園から、一人の女の声がする……。



『コンポジション・・・夕暮れのコンポジションにそぐわない影がありましたの。』