脚本:井出ありさ/絵コンテ:八本忠/演出:李茶/作画監督:東奈々

白銀の光がゴルディアータの上空に弾け、大気が鳴動する。
空間を引き裂いて現れたのは白い服の一人の少年、セシル。

彼が追う者は誰か。彼は何を追ってきたのか。
そして彼の正体とは何者か。
失われた記憶は、果たして何を指し示すのか。

上空を見つめる黒い服の淑女、グロリア。静かなその瞳の映し出す、哀しき過去のコンポジションに隠された秘密とは……?
運命は螺旋を描き、再び彼らを巡り合せようとしていた。